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レクイエム

連投だけれども(笑。
今日は、渋谷のNHKホールに、N響を聴きに行ってきました。

オネゲル:交響詩「夏の牧歌」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:ギャリック・オールソン)
(アンコール:ショパン:ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」)
デュリュフレ:レクイエム

っていう演目でした。

はい。これから、またマニアな話になるので(笑。
オネゲルの作品は、「交響詩」というだけあって、本当に叙景詩のような音楽。
フルート・オーボエ・クラリネットなどのブラスセクションの音が、鳥の声や木々の葉擦れの音のようで、とても美しい音楽でした。フルートの音の美しさに胸を衝かれた。

ショパンの2番コンチェルトを弾いたギャリックさん、大男だったけれど、とても繊細な音を出す演奏家だった。
「テンポ・ルバート」って、こういうことだったんだよなぁ、と思わせる弾きぶりで、ピアノの音を楽しむことが出来た。音の響き終わりが、どれほど優しい音だったか! 音楽の大事さ、ってのは響きが聞こえなくなるその瞬間の呼吸みたいな部分なんだよね。ギャリックさんは、そこを意識的に大事にしていたように思う。

後半のデュリュフレのレクイエムは圧巻!
息を呑む瞬間が何度も何度もあり、複雑な和音の濁りの響きが、オケとパイプオルガンとの間で鳴っていたりする。

この曲は、何が良くても何が悪くても、良い演奏にはならない、という複雑なものだと、僕は思うんだよね。
ブルックナーの作品と同じで、ソロが良くてもダメだし、合奏が良いだけでもダメ。
全体が、全体として良くなければ、一曲にならない。
オケ・オルガン・合唱・メゾ・バリトン、どれが突出しててもダメだし、どれがダメでもダメ。

こういう曲こそ、今日の指揮の尾高忠明さんの真骨頂なんだろう。

あの複雑なリズムを全体に統御しながら、甘美な不協和音を紡ぎだしていた。

美しかった。何か、コンサートホールの上空に、翡翠色の靄が立っているかのような、美しさだった。

これぞレクイエム!
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